保育内容
乳児
育児担当制
保育園の中でお母さんに代わる人を決め、いつも同じ大人と食事をしたオムツを交換したりすることを育児担当制といいます。
家庭の中の母と子の深い結びつきが、保育園の大人と子どもの間で実現できるように、乳児(0歳児〜2歳児)クラスではこの育児担当制を取り入れています。
日課
拝島保育園では子ども一人ひとりの生活リズムや生理的要求に配慮し、一人ひとりに合わせた日課で過ごすことを大切に考えています。そのためある時間が来たら全員があそびをやめて次の行為に移ったり、全員がそろうのを待って食事を始めるというように、一斉に生活をすすめることはありません。
睡眠
こどもにとって睡眠は、心と身体を成長させるとても大切なものです。
睡眠のリズムは子どもに任せるのではなく、大人がきちんと作っていく必要があります。
そのため、就寝や起床の時間、生活リズムを記録していただいたり、くせや特徴をお聞きしながら
“その子に必要な眠り”を、家庭と園とでしっかり保障していくようにしています。
また、お家で子どもの眠るベッドや布団の場所が決まっているように、園でも一人ひとりの子どもが眠る場所はいつも同じにしています。
“一人ひとり自分の場所”を保障するために、0歳児クラスではベビーベッド、おおむね1歳頃からはコットベッドを使用しています。
※コットベッドとは…??
コットベッドとは、簡易ベッドのことです。
・通気性に優れている
・夏は涼しく、冬は暖かい。
・ほこりから守る
・足音が響きにくい
…などの利点があります。
睡眠に限らず、子どもの1日の生活リズムや習慣は、子どもの様子を伝え合い、家庭と園とで一緒に考えながら整えていくことが大切だと考えています。
排泄
オムツが濡れたら気持ち悪いということを子どもが感じやすいように、園では布オムツを使用しています。オムツが汚れると機嫌が悪い・泣く・お尻を触るなど子どもは何らかのサインを見せてくれるので、それらのサインを見逃さずに交換に誘うようにしています。
パンツへの移行は、トイレで排泄することに慣れ、排尿の間隔があいてきた(2時間ぐらい)頃を目安にしていますが、個人差があるので一人ひとりのペースに合わせてすすめていきます。トイレットトレーニングは園が中心になって行うのではなく、保護者の方にも意識してもらいながら二人三脚ですすめていくことが大切だと考えています。