卒園制作 版画

空の探検隊2020年03月16日

2019年度の卒園児は17名。

毎年卒園に向けて制作を考えますが、今年はみんなで大きな作品を作ることにしました。

ホールの壁を広く使ってみんなで「版画」に挑戦!

テーマはみんなで相談。

日光橋公園、魚力見学、部屋でのあそび、散歩・・・

その中で1番多かったのが「多摩動物公園への遠足」

そこで各自自分の好きな動物を画用紙で作ることにしました。


「描く」だけでなく版画の原本として作っていくので、なかなか細かい作業の連続。

切ったり、貼ったり・・・始めは仕組みが理解できなかった子も作っていくうちに

わかっていきました。

それぞれ出来上がった「動物」を持ち寄って、広い模造紙のどこに置くのかをみんなで考え合い

「動物園」の構想を練り始めます。

「肉食はこの辺に置こう」

「サイは水が近くにあった方がいいね」

子ども達のイメージが少しづつカタチになりつつあります。

 

さて

次は動物園にいる「自分」を作ることに。

動物に比べて人間を作る方が難しい!!

動きをつけようと頑張ったり、洋服やかばんを再現したりするのが

なかなか大変。

それでもこだわりたい子もいてせっせとパーツを作っては貼っていきます。

 

さあ、原本ができたら今度は印刷へ。

実は、大人も慣れない作業だったので内心ドキドキでしたが・・・

「お~~~~!!!上手くいった!!!」

 

モノによってはかすれたり、模造紙にくっついてしまったり

あれやこれやとハプニングはありましたが、どうにか無事に進んでいきました。

 

版画印刷が進んでくると、よりイメージが具体的になってきて

もっとあれもこれも作りたくなってくる子どもたち。

動物のエサや水、側にある木やテーブルなどなどを

今度は色画用紙で作ることにしました。

絵の具スタンプも登場し、池やリンゴの木なども出てきました。

本当にどんどん子どもたちのアイディアが湧いてきて

大人も感心するほどだったんですよ。

 

そしてついに・・・


完成!!

 

最後は17人みんな集まって記念写真を撮りました。

時間はかかったけれど

こまかい作業に取り組んでここまで完成させられるのは

年長さんだから。

私たち大人もびっくりさせられるイメージがいっぱい詰まった

作品に仕上がりました!

 

イメージ豊かでアイディアいっぱいの17人の空グループの子どもたち。

卒園おめでとう!!