つくし組 ~わらべうた~

あそび2025年01月15日

 拝島保育園の子どもたちが大好きなわらべうた。小さいうちは大人が歌っているのを聞いたり、だんだんと一緒に仕草ができるようになっていき、幼児クラスでは集団で遊び楽しむ姿も見られるようになります。どの年齢でも心地の良いわらべうたが大好きです。幼児クラスでは日頃遊びの中で楽しむだけでなく、行事の時は親子で遊んだり、みんなの前で披露する事もありますよね。そんなわらべうたを0歳児クラスでは高月齢の子も低月齢の子も楽しめるように日々様々なうたを歌っています。拝島保育園で大切にしている「わらべうた」が0歳児クラスではどのように楽しんでいるのか、また大人はどのような事を大切にしながら歌っているのかなどを見てもらえたらと思い、今回はつくし組でのわらべうたの様子を紹介したいと思います!

 ♪うえからしたから♪

 布を使ったわらべうたで、うたに合わせて布を上下に振ります。このうたを歌い始めると、自分で布を取りに行って近くに来たり、「うたって~」と大人に布を持って来る子もいます!このように仕草などだけでなく、布や遊具を使って歌う事もあります。音や素材の性質などを感じる事も出来ますね。

 

 ♪ジージーバー♪

 大人の声に合わせて「いないいないばあ!」のように布から顔を出します。始めは大人がやっていたのを見て楽しんでいます。次第に自分で「ばあ!」と布から顔を出す姿も見られるようになりました。 笑顔で顔を出すのがとても可愛いです!小さいお友達も大人のことをじーっとよく見てうたをきいています。大人も視線を合わせながらゆったりと歌うように心がけています。

 

♪うまはとしとし♪

 このうたは馬に乗っているようなイメージでリズムに合わせて身体を弾ませてあそぶわらべうたです。子どもが自然とジャンボクッションにまたがって身体を動かしたり、周りで座っていた子もその場でリズムに合わせて身体を上下に弾ませて楽しんで聞いています。みんな大好きなのでこのうたを歌い始めるといつもたくさん集まってきます。

 

 ♪おちょず♪

 つくしぐみで大人気の仕草をしながら歌うわらべうたです。掌を人差し指でつつく「ねんねつぼ」や口に手を当てる「あわわわ」頭を両手でたたく「おつむてんてん」など様々な仕草があるのですが、大きい子たちは大人をよく見て一緒に仕草をしながらうたを楽しんでいます。この仕草がまたたまらなくかわいい子どもたち!好きすぎて「もう一回!」のリクエストがエンドレスになる事も…(笑)。

                   

♪にぎりぱっちり♪

 シフォン布を手の中に握って、うたに合わせて振り、最後の「ピヨピヨピヨ」のところで手を開きます。シフォン布がふわふわっと出てくるのを見て大喜びの子ども達♪ 

 

 

 わらべうたを大人が表情豊かに楽しみながら歌っていると、まだおしゃべりが難しい0歳児の子どもたちも、リズムに合わせて楽しんだり、真似してみたりしながらスキンシップを通してやりとりを楽しんでいます。子どもと視線を合わせて歌うことを意識していて、子どもと一体となり楽しむことでなんとも言えないゆったりとした時間が流れます。また、子どもたちの嬉しそうな表情がとてもかわいく大人も癒されています。便利な世の中になり、子ども時代からスマートフォンやYouTubeなどメディアと触れる時間が長くなっているので関わり合いを学ぶ時期だからこそ、ゆったりと目を合わせながら心地よいわらべうたを子どもと一緒に楽しんでみてくださいね。