バランスゴマ (幼児・さくら組)

その他2024年07月05日

             
幼児組では年間通して取り上げるテーマを決めて、課業の一つでもある環境認識を行っています。

「環境認識って?? 何…!?」と思われる方も多いのではないでしょうか。

子どもたちが身近な環境(生活、自然、社会)に目を向け、考えたり発見しながら、

知る喜びを経験していけるよう、子どもたちが興味のあることをテーマにして

計画をたてています。

 

 6月は園の栄養士が幼児3クラスを順次回り、毎日自分たちが家庭や保育園で

 食べている食事について『バランスゴマ』を使って考えてみました。

  「今日の朝ごはんは何を食べてきたか、覚えてるかな?」

 「じゃあ、昨日の夜に食べたものは?」

 とまずは5歳児中心に尋ねていきました。

 元気に手を挙げて思い出しながらこたえていく子どもたち。

 A君:「ジャムパンとねー、おちゃ」

 大人:「野菜とかソーセージとかは無かった?」

 A君:「うん。あっ、ヨーグルトも食べた!」

 大人:「ヨーグルトは水色の仲間だね」 

 とその日の朝、前日の夜、そしてその日食べる予定の給食メニューを

 バランスゴマの栄養別の色に当てはめながら、1人ずつコマを作ってみました。

 バランスゴマの色分けは…

 黄色:主食 (ご飯、パン、麺)

 黄緑:副菜 (野菜、きのこ、いも、海藻料理)

 ピンク:主菜(肉、魚、卵、大豆料理)

 紫: 果物

 水色: 牛乳、乳製品

 となっています。

 

 この日のさくら組は、黄緑(副菜)、紫(果物)を家庭で食べてきた

 子どもたちが少なかったです。

 

 朝は時間にも限りがあり、朝食で全ての栄養バランスを完璧に取ることが

 難しい場合でも 飲み物を麦茶や水から牛乳に変えてみるだけでもオススメです。

 水色の栄養を体に取り入れることができますよ!

 1食で完璧にではなく、1日の3食でバランスゴマを完成させれば大丈夫!

 

 そう捉えると肩の力が少し抜けて楽になりませんか?

 バランスゴマが回らずに倒れてしまう食生活を続けていると

 風邪をひくなどの体調不良や、意欲やモチベーションの低下にも繋がります。

 元気な毎日を子どもたちも大人も送れるように、上手に栄養バランスを考えて

 取り入れていきましょう!